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レポートNo.067:品質管理の業務効率向上セミナー

 

2019 年 5 月に VDA(ドイツ自動車工業会)と AIAG(アメリカ自動車工業会)がFMEA の手法を統一することを合意した具体的な内容とスケジュールを公開しました。その手法は、これまで使われてきていたドイツ VDA の5ステップ・アプローチを踏襲する7ステップ・アプローチとなります。
 
 1.計画と準備(5Ts [InTent, Timing, Team, Task, Tool]を定義する)
 2.構造分析(上位の構造から下位に向かって構成要素を分解していく)
 3.機能分析(構成要素が果たすべき機能を定義し、機能間の依存関係を分析)
 4.故障分析(機能に対する故障を洗い出し、故障間の依存関係を分析する)
 5.リスク評価(故障を評価する。S・O・D の付与や RPN の算出など)
 6.最適化(予防措置、検出措置等の対応と追跡)
 7.結果文書作成(報告書や記録の文書化)
 
この7ステップ・アプローチを活用する事で、FMEA業務の品質と効率を飛躍的に向上させることが可能です。
 
【活用シーン】
 ・シートのコピー&ペーストによる抜け漏れの防止。
 ・派生の設計や設計変更による項目の追跡。
 ・仕向地、取引先により異なる FMEA フォームの対応。
 ・各種標準等に合わせた必須項目の一元的な管理。
 ・入力担当者による文章の揺らぎ、課題抽出の違いなどを吸収。
 ・同一データを多言語で活用。
 ・FMEA 以外の各種品質管理手法、ツールなどでのデータの共通化。
 ・海外の取引先とのコミュニケーションの支援(手順の明確化)。  など。
 
これまでのスプレッドシートによるFMEA手法で発生している課題を解決。

今回のセミナーでは、講師に株式会社アルゴグラフィックス様と株式会社ヒューリンクス様を招いて、自動車業界の動向やVDA/AIAG統一手法の状況説明、および7ステップ・アプローチ手法の説明などを行いました。

当日のセミナーの様子

APIS IQ(アピス アイキュー)とは?

APIS IQは、従来のFMEAにないシステマティックな故障分析を実現する品質管理(FMEA/故障モード影響解析)ツールです。VDA(ドイツ自動車工業会)やAIAG(米国自動車工業会)等のFMEAフォームにも対応しています。
 ●構造・機能・故障のネット(ツリー)表現機能
●FMEAシートのアウトプット機能
●多言語管理機能
●ISO26262サポート機能
●統計機能

Introduction to APIS IQ-Software – FMEA made simple! from Daniel Adams on Vimeo.

APIS IQは20年以上の実績があり、グローバルで1,500社以上に販売・導入されています。また、国際基準である機能安全規格ISO26262やIATF16949に対応することができます。さらに、システマティックな故障分析によって、設計·製造の品質向上に貢献できます。

対応フォーム一覧
FMEA
・VDA96/VDA06
・VDA86
・PSC
・QS-9000(2nd Edition)
・QS-9000(3rd Edition)
・AIAG(4th Edition – Design)
・AIAG(4th Edition – Process)
・M2010
・MIL Task 101
・MIL Task 102

企業別FMEAフォーム
・TI
・Bosch
・GKN
・Renault

その他
・Causee based FMEA
・FMEDA

 

アルゴグラフィックス様のHPでの紹介ページ

その他、開催して欲しいセミナー等の要望がございましたら、
下記のページから、お問合せください。
https://3ddofactory.com/contact

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