レポートNo.129:生産準備業務への3D活用セミナー(VPS IOC)

レポートNo.129:生産準備業務への3D活用セミナー(VPS IOC)

2022年2月28日(月)、3月1日(火)富士通JAPAN様、デジタルプロセス様の協力のもと、いわてデジタルエンジニア育成センター主管で「生産準備業務への3D活用セミナー」を開催しました。仮想メカを使った制御プログラムのバーチャルデバックを実現する富士通製品COLMINAデジタル生産準備「VPS IOC」の体験セミナーです。28日は学生を対象、1日は企業を対象に行いました。

VPS IOC体験セミナー

FA業界の開発現場では、早期のソフトウェア品質向上が開発期間短縮のための大きなテーマになってきています。近年では3次元CADの普及が進み、このような課題を解決する手段として、装置の3次元モデルを活用した仮想メカによるソフトウェア検証の取り組みが始められています。

VPS IOCでは、3次元CADモデルを元に作成した仮想メカでデバッグを行い、実機がない段階でのソフトウェア検証を可能にすることで、「品質の作り込み」「リードタイム短縮」「手戻り工数削減」を促進できます。実機ができる前に仮想メカ上で制御デバック作業を行いソフトウェアの品質を向上させ、その後、実機での制御デバック作業に活用することにより手戻りやリスクを軽減することができます。

【公式サイト】富士通COLMINAデジタル生産準備VPS IOC
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/monozukuri-total-support/products/plm-software/dmu/vps/ioc/

セミナーでは、VPS IOCを実際に操作してもらいながら、仮想メカの動く関節の設定や制御仕様の設定、タイミングチャートの作成、仮想メカを制御信号で動かすまでを体験してもらいました。またロボットの姿勢検討も行い、ワークをコンベアに乗せる作業の動きの定義を行ったり等しました。

参加してくださった受講者の方達は、非常に興味深く話しを聞き操作しながら、今後の業務に役立てていけるか考えられているようでした。

VPS IOCは、これまで全国の公的支援機関で導入しているところはなく、いわてデジタルエンジニア育成センターが全国で初めての導入、セミナーも東京ではメーカー主催で開催されていますが、今回が全国初の公的支援機関としてのセミナー開催となりました。導入、開催するだけではなく、引き続き、岩手県内企業、学校に活用してもらえるよう人材の育成、サポート支援に取り組んで参ります。今後も岩手県をテクノロジーの先進県にするべく尽力して参ります。どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。

特別展示「 VR(仮想現実)-Xphere(クロスフィア)」

特別展示としまして、VR(仮想現実)体験コーナーを設けまして、設備や車などの3Dモデルをヘッドマウントディスプレイを装着してリアルスケールのバーチャル空間を体験頂きました。

使用ソフトは、VPS Xphere(クロスフィア)。VR酔いしづらいのが特徴で、遅延がなく、自分で歩いたり、しゃがんだりして視点を変えてバーチャル空間を体験できます。実際の視点や実際の姿勢での課題など、設計・製造現場の問題を早期に発見しやすくなります。3DCADも立体とはいえ、2次元のディスプレイ上でみているのでスケール感や立体感はVRで確認した方が、よりリアルに検証できます。

VPS IOCで制作した動作やVPS GP4で制作した生産ラインの動きをVRで仮想空間の中に入り込んで確認することができ、ロボットや人が作業している様子を間近で確認することができます。

VPS Xphereの詳細な機能については、公式HPやYouTubeに動画が掲載されていますので、ご興味ある方は、アクセスしてみてください。

【公式サイト】COLMINA デジタル生産準備 VPS Xphere
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/monozukuri-total-support/products/plm-software/dmu/vps/xphere/

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