今年の夏も小学生への3DCAD&3Dプリンターの体験会が「いわてデジタルエンジニア育成センター」を会場に行われました。
7月27日と8月5日は、北上市主催の体験会。7月28日には、岩手県青少年会館(フラップいわて)主催の体験会。
計33名の小学生が3DCADと3Dプリンターについて実際に触れながら学習しました。
今年も個性あふれる素敵な作品を一所懸命に制作していました!
使用した3DCADソフトは、「Autodesk Fusion 360」です。フォーム機能を使用することでコンピュータ上で粘土をこねる感覚で直感的に操作してデザインしていくことができます。実際に色をつけたり、背景を挿入して、自分が制作したデザインをより魅力的に見て楽しんでもらいました。
3DCADで作成したデータを後日3Dプリントして引渡しです。自分がデザインしたものがモノとして実際のカタチになっているのを見て驚き喜んでいました。
今年は新しい取り組みとして、VR(仮想現実)も少し体験してもらいました。SOLIDWORKSに付随するeDrawingsのVR機能を使用して、小学生に北上市のゆるキャラ「おに丸くん」や「コロッケ侍」を見てもらいました。
3DCADや3Dプリンター、そして、VRなどの最新技術を小さい頃に体験することは、大変貴重で大事なことだと思います。少しでもデジタル技術やモノづくりに興味を持ってもらって、将来、岩手県の産業を引っ張っていって欲しいです。そのためにも来年、再来年と続けていきたい取り組みですね。
<追伸>
岩手日報、岩手日日の2つの新聞に今回の体験会が掲載されました。
岩手日日Web記事
https://www.iwanichi.co.jp/2021/08/02/5911961/