2020年3月18日(水)~20日(金)の3日間、いわてデジタルエンジニア育成センターにて、 3DCAD-Fusion360ベーシックセミナーを開催しました。昨今の新型コロナウィルス感染拡大の予防対策として、受講者には手のアルコール消毒をお願いし、1テーブル1人として、できるだけ席を離して、換気をする等、できるだけの対応をして進めさせて頂きました。
テキストには、いわて3D通信の管理人である私(小原)が執筆した「Fusion360マスターズガイド 改訂第2版」(Amazon:https://amzn.to/2U8fvtc)。そして、講師は私(小原)。学生以外に自分の書籍を使ってセミナーを行うのは今回が初めてでした。
1日目は、Fusion360の概要とペン立て、コマ、ハートのマグカップを作りながら、ソリッドモデリングについて説明を行いました。ペン立ては押し出し、コマは回転、ハートのマグカップはロフトとスイープを主に学んで頂きました。
2日目は、アセンブリと図面をロボット(びーこあロボ)を題材に説明を行い、クマのチョコ型をつくりながら、サーフェスについて学んで頂きました。
3日目は、フォームモデリングがメイン。飛行機とリクライニングチェアをつくりながらフォームモデリングの基本的な機能や作業の流れを説明しました。他にもミニ四駆をサンプルにレンダリングについて学んで頂きました。
そして、最終日の3日目は、私と一緒に書籍を執筆した東京のオートデスク㈱の藤村様とオンラインでつないで、ものづくりの未来について、3Dプリンタやジェネレーティブデザインなどの最新技術について話しをして頂きました。本来は藤村様に東京から岩手県に来て頂き、話しをして頂く予定でしたが、昨今の新型コロナウィルス感染症の問題を考え、zoomでオンラインで今回つないで、スクリーンにプロジェクターで藤村様の画像、資料を映しながら話しをして頂きました。画質も良く、音ズレもないですし何も違和感なく問題ありませんでしたね。
藤村様には、フォームモデリングのコツについても説明をして頂き、受講者にとって非常に有益な情報を学んで頂くことができました。今回のオンラインでのセミナーを実施してみて非常に便利なツールであることを実感しました。今後もオンラインのセミナーを実施していき、地方の岩手県にも最新情報をお届けしていきたいと思います!
めざすは、岩手県をテクノロジーの先進県へ!