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レポートNo.262:図面を読むのに必要な図解力を鍛える実践セミナー

2026年7月22日(水)北上オフィスプラザ(岩手県北上市)のセミナールームを会場に、小畠技術士事務所の代表である小畠祥平様を講師にお招きしまして、形状認識力と空間認識力を鍛えて、機械図面読解の土台を身に付けるセミナーを開催しました。

製造業では、設計者だけでなく、製造、組立、検査、営業、調達など、さまざまな部門で図面や形状を正しく理解する力が求められます。3次元CADの普及によって立体形状を直感的に確認できるようになった一方、複数の投影図から立体をイメージしたり、見えない部分の形状を推測したりする力は、引き続き重要です。

今回の研修では、「設計とは、思いや要求を形として具現化すること」という基本的な考え方から、2次元と3次元の違い、図面とポンチ絵の役割、構想設計に必要な視点について学びました。

また、図形の分割や一筆書き、立方体の個数、投影図、立体の回転、板金の展開図、対称形状のスケッチなど、多彩な演習にも取り組みました。鋏で紙を切って折ったり、ブロックを組み立てたり手を動かしながら、単に答えを導き出すだけでなく、「なぜその形になるのか」「どのような順序で考えればよいのか」を整理することで、論理的思考力と形状・空間認識力を鍛える内容となりました。

特に、頭の中にあるアイデアをフリーハンドのポンチ絵で表現する力は、設計者同士の情報共有はもちろん、図面に不慣れなメンバーを交えた設計審査にも役立ちます。形状を分かりやすく伝えることは、認識のずれや手戻りを防ぎ、部門間のコミュニケーションを円滑にすることにもつながります。

形状認識力や空間認識力は、CADの操作方法を覚えるだけでは十分に身につきません。図形を観察し、手を動かし、理由を考えることを繰り返すことが大切です。

今回学んだ考え方を、図面の確認や構想設計、設計審査、製造現場での問題解決など、日々の業務に生かしていただければと思います。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

図面を読むのに必要な図解力を鍛える実践セミナー
日 時:2026年 7月 22日 (水) 9:30~16:30
場 所:北上オフィスプラザ 2F セミナールーム(北上市相去町山田 2-18)
講 師:小畠技術士事務所 代表 小畠祥平 氏
主 催:株式会社北上オフィスプラザ、職業訓練法人北上職業訓練協会
主 管:いわてデジタルエンジニア育成センター
協 力:岩手県、北上市

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