2020年度基盤技術高度化推進事業として、岩手大学 金型技術研究センター主催による、ものづくり未経験者を大歓迎とする「ものづくりビギナー塾」が開催されました。
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座学編を令和2年10月14日(水)、25日(木)の全2回。 時間は13時~17時。
実習編を令和2年10月16日(金)、21日(水)または22日(木)の全2回。
座学編での学習項目は、主に以下の7つ
①主製品が世の中に出るまでの工程
②ものづくり(金属・プラスチック部品加工)の基本形態
③製造現場の標準用語
(5S・5定、3現+2原主義、歩留まり、QC7つ道具、ISOなど)
④改善活動用語 トヨタ生産方式、IEなど
⑤予防保全とは
⑥図面の読み方
⑦工具・測定機器の使い方
どれも製造業で働く上で基本となる知識ですね。
実習編では、3D-CAD操作と3Dプリンター体験、金型組立とプラスチック加工体験。
管理人の私は、3D-CAD操作と3Dプリンター体験のところを担当しました。
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3DCADは、Fusion360を学んでもらいました。Fusion360で金型の入れ子部分をモデリングして、3Dプリンタ「J750」で造形。
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造形したプラスチック型を研磨して、金型に装着。
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上の写真は、30ショットくらい打った後、樹脂型が溶けてきて、射出品がくっついてしまったり、ランナー・ゲート部分が割れてしまいました。
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あとは、離形性が悪い中、エジェクタピンで押したこもあり、反りも発生。
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色々と課題が見えた今回の実習でしたが、受講者の方々には、不具合も含め勉強になったのではないかと思います。
今後も今回のような連携した実習を行い、岩手県内の技術高度化に少しでも寄与していけたらと思います。
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