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レポートNo.085:デザインセミナー

2019年1月17日(金)岩手県工業技術センターのデザインラボにて、デザインセミナーを開催。

デザインラボは、市場において競争力のある魅力的な商品の開発を支援するため、(地独)岩手県工業技術センターが設置したデザイン支援拠点です。

岩手県内の製造事業者およびデザイナー等を対象に、「デザインの普及啓発」、「商品開発支援」、「デザイン手法・製品技術の研究開発」の3つの活動により、北国〔岩手〕の暮らしを創造するための支援を行っています。

そこで今回、講師に東京から オートデスク株式会社の藤村祐爾氏にプロダクトデザイン検討のポイントと 3DCAD によるモデリングについてのセミナーを開催。

講師の 藤村祐爾氏は、1979 年生まれ。18 歳の時に渡米。 工業デザイン学科を卒業後、ニューヨークで 6 年ほど工業デザイナーとして活動し、2010 年に帰国。工業デザインソフトのテクニカルプリセールスとして活動後、現在、オートデスク株式会社インダストリーストラテジー&マーケティング、Fusion 360 エヴァンジェリストとして活動中です。

デザイナーの方から製造業ものづくり関係の方など多くの人が集まっていました。

午前は、デザインのトレンドや中小企業が 自社製品開発を行うにあたり気をつけておいた方が良いポイント、技術だけにフォーカスされたものづくり を避けるためのポイント、形を整える手法等について学びました。

午後は、デザイン検討の効率化が期待できる3DCAD ソフト(Fusion360)によるモデリングや作成したデータの活用方法について学びました。

デザインって、センスが必要と思っていたのですが、基本的な考え方があって、日々の努力で磨いていけるということが分かりました。岩手県では中々行われていないセミナーで凄く勉強になる内容でした。

デザインの今のトレンド、製品開発において気をつけるポイント、売れるデザイン、良いデザイン・悪いデザイン、形をどのように整えていくか等、新製品開発におけるプロダクトデザイン検討のポイントについて学べました。

今後もデザインで競争力や販売力の向上を目指す企業、自社でプロダクトデザインもできるようになりたい企業、3DCADソフトの活用方法について学びたい企業及びデザイナーを対象としたセミナーを岩手県内で開催していきたいです。

「自分にはデザインの知識や技術、感性が足りない」とお考えの方にぜひ受講いただきたいセミナーです。特別な知識やデザインの技術は必要ありません。ぜひ、今後、デザインを勉強して付加価値のあるモノづくりを行っていきましょう!

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