2025年3月6日(水)、7日(木)の2日間、北上コンピュータ・アカデミー(岩手県北上市)にて、高校生IT体験セミナーが開催されました。主催は岩手県県南広域振興局、北上コンピュータ・アカデミー。後援に岩手県教育委員会。

プログラミング講座、VR講座、3DCAD講座の3つの講座のある中、私は、3DCAD講座の講師を担当!
毎年、県立高校の入試日に開催されていまして、受験で学校が休みの日の中の参加ということもあって、ヤル気のある学生達で真剣!


3DCADは、学生が無料で使える「Autodesk Fusion」を使用。
1日目は、午前に初めて3DCADを触る学生達へ基本操作を説明。スケッチを描いて押し出したり、フォーム機能を使って曲面をデザインする練習を行いました。

午後からはチームに分かれて「ロボット」をテーマにプロダクトデザインに挑戦。

チームで「どんなロボットをつくるか?」「コンセプトは?」「サイズ・機能はどうする?」などの他、チームでの役割分担、作業の進め方などを話しあってもらいました。
2日目の午前中まで3Dデータの作成を行ってもらい、午後からはプレゼン資料を作成して発表までしてもらいました。
チームに分かれての3Dデータ作成では、頭を作る人、体、手、足などを作る人に分かれて最後に上手く合わせていて感心いたしました。またパワポでのプレゼン資料の作成でも慣れた手つきで作業を進めていて、しっかりと発表もできており感心することだらけでした。

初めて3DCADで作った作品とは思えないクオリティで、発表も素晴らしい内容でした!
高校生の皆さん、お疲れ様でした!!!
3DCADやプログラミング、VRなど、ITの面白さを少しでも感じてもらえていれば嬉しいです。
ITの仕事は、ツール・ソフトウェアの機能をしっかりと覚えることも大事ですが、それ以上に、「創造力」や「発想力」が大事になります。たくさんの機能を知っていることよりも、それを使って「何を作るのか?」が重要です。「誰かの役に立つものを作りたい」「みんなに喜んでもらえるものを作りたい」という想いが大切です。それを今後の学生生活で身に付けて行ってもらえると良いエンジニアになっていけると思います。
今回の体験が将来の選択肢を広げるキッカケになれば幸いです。
そして、ITを勉強したいという学生は、ぜひ、北上コンピュータ・アカデミーへ進学ください!
