2023年12月2日(土)東京ビッグサイトを会場に開催されていた「2023 国際ロボット展(iREX)」に行ってきました。
国際ロボット展は、1974年から2年に一度開催されている「世界最大級のロボットトレードショー」で、今回で25回目の開催となります。
私が初めて見学したのは、2019年の時で、今回が2回目でした。
今回のテーマは「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」で人とロボットが共存・協働する社会を目指そうと、国内外より最先端のロボットが展示されるほか、AI、ICT、要素技術などロボットに関わる高度な技術が一堂に展示されていました。
いくつか私が気になった展示ブースをご紹介したいと思います。
安川電機
MOTOMAN NEXT
ロボット自身が周りの環境に適応しながら判断する自律性を持った次世代ロボット 「MOTOMAN NEXTシリーズ」を販売開始。ロボット自身が状況を把握し、自ら判断・計画しながら、最適な方法で作業を完結させます。また、組み込み、ソリューションを創り上げることができるオープンプラットフォームを提供。
i3-Mechatronics
i³-Mechatronicsは、①integrated(統合的)、②intelligent(知能的)、③innovative(革新的)の3つの”i”のステップで進めていきます。まず工場のセルやシステム(設備機器など)の機器や装置を①integrated(統合的)でデータを視える化してIT層へとつないでいきます。次に収集したデータを②intelligent(知能的)に分析・解析してフル活用していきます。そうすることで稼働している設備の向上や生産品質の安定といった③innovative(革新的)な状態にし、その結果としてお客さまが目指すスマート工場化に向けての課題解決につなげていきます。
DENSO(デンソーウェーブ)
COBOTTA PRO
トップクラスの高速性 · 生産性を高め続ける安全性 · 誰もが使いやすいティーチング · 高難度作業を実現する統合制御が可能なロボットです。
TechShare
小型4足歩行ロボット「Unitree Go2」
低価格帯ながら前進・後退・左右回転・左右横移動・円移動といった4足歩行ロボットに必要な歩行パターンをすべて網羅し、更に安定性の高い歩行性能を実現したロボットでした。
実際に動きを近くで見ましたが、ジャンプして着地したりするロボットの動作には驚きでした!
大型で高機能な4足歩行ロボット「Unitree B2」
段差乗越え能力、重量物搭載時の歩行性能の安定性、バッテリー駆動時間が大幅に向上し、巡回監視や計測作業などの実用導入を想定したIndustry Levelの高性能を実現した電動4足歩行ロボットでした。
実際に階段の上り下りをしているところを見ましたが、圧巻でした!
産業用4軸デスクトップロボットアーム「DOBOT MG400」
30万円台から購入できる産業用ロボット。FA分野でよく使われる24V系の機器やセンサーなどを接続できるデジタルI/Oポートを搭載。ビジュアルプログラミング(ブロック言語)やスクリプト言語などで制御が可能です。緊急停止ボタンや衝突検知・安全停止機能が標準搭載されているため安心して使用することができます。
今後の追加情報について
今回、土曜日に軽く周っただけなので、じっくり全ての展示を見れてない中で、私が気になったブース3つを紹介させていただきました。注目する技術として、デジタルツイン、AI、3Dロボットビジョンですね。今後WEBなどで更に情報を集めて、ロボットに関する理解を深めていきたいと思います。その情報については、今後、3DdoFactoryのサイトに公開していきたいと思います。よろしければ、ご確認ください。
3DdoFactory
https://3ddofactory.com/category/ロボット