レポートNo.160：展覧会～南部鉄器と岩手の木｜BAUM DESIGN

2023年4月21日(金) – 4月23日(日)、Cyg rental wall（盛岡市）にて、「南部鉄器と岩手の木」展覧会が開催されており、長く自動車のデザインに携わってきた奥州市出身の髙橋秀樹さんが製作した素敵な作品が展示されていました。

髙橋秀樹さんは、本田技術研究所やSUBARUの乗用車のインテリアデザインやメルセデス・ベンツのエクステリアのデザインなどに従事された後、BAUM DESIGNとして独立し、フリーランスのプロダクトデザイナーとして活動されています。

奥州市出身ということもあり、以前から鋳物を使ったプロダクトを作ってみたいという想いから、プロダクトデザイナーとして独立して以降、個人的に「南部鉄器と岩手の木」をテーマとした作品を試作してきており、今回、見ていただく機会を設けたいと展覧会を開催したようです。

今回展示してある試作品は、岩手県内の工房、企業、職人の方達と一緒に製作したとのことで、作品のプレートには、お名前が書いてあって、私の知っているお名前もありました。

3DCAD「Fusion 360」を使用してデザインを行っており、私（小原）の書籍「Fusion 360 マスターズガイドベーシック編」を読んで勉強されたとのことで、大変うれしかったです。

2Dでデザインするよりも、3Dでデザインをすることで様々な角度からの形状を確認でき、修正もしやすくて良いとおっしゃっていました。Fusion 360はレンダリングで簡単にキレイな画像ができて良いともおっしゃっていましたね。

岩手のプロダクトやクラフトなどのお手伝いができればとも考えていらっしゃるようでして、ぜひ、岩手を盛り上げていって欲しいですね。