レポートNo.001:第1回いわて3Dプリンタ活用研究会

レポートNo.001:第1回いわて3Dプリンタ活用研究会

2016年6月18日(金)ホテル東日本盛岡で、第1回いわて3Dプリンタ活用研究会が開催されました。
研究会活動報告及び方針説明、基調講演、一般講演、展示等があり、約70名の参加があり盛大に行われました。
内容について少しだけ紹介したいと思います。

①研究会活動報告及び方針説明
これまでの研究会の活動の報告と今後の活動方針の説明がありました。
今年度、新しい取り組みとして会員企業・学校が連携したプロジェクト活動を行おうということになりました。
テーマとして、様々な3Dプリンタ機器、加工技術などを持ち寄り、外観確認用の模型、モックアップの製作をしようということになり、参加企業・学校の募集を7月1日まで行い、7月中旬頃にワークショップを開催し、今年度末の第2回研究会で結果報告をするスケジュールとなっています。
興味のある方は、ぜひプロジェクト活動に参加してみては、いかがでしょうか。
ネットワークの構築、3Dプリンタの活用の体験ができます。
私も、もちろん参加予定です(^.^)V
モックアップ製作

②基調講演 三次元造形技術の活用に関する事例等の紹介
有限会社ニコラデザイン・アンド・テクノロジー 代表取締役社長 水野操氏
「多角的に進む3Dプリンタを活用した事業展開の現状」
<内容>
水野氏は、3次元に関する書籍を多く出されている業界では有名な方です。
ネット上でMonoistの記事も書いていらっしゃいます。
水野操氏2
monoist

この数年の3Dプリンターの振り返りから、3Dプリンター活用の課題、水野氏オススメの3Dプリンタなどについてお話しを聞くことができました。難しい話しをとてもわかりやすく説明してくださり、とても参考になりました。
今回、参加できなかった方は、一度、水野さんの本を購入して読んでみてはいかがでしょうか。
③一般講演 三次元造形関連技術の紹介
オートデスク株式会社 Fusion360 エヴァンジェリスト 藤村祐爾氏
「次世代3DCADによるハイブリッドモデリングと、3Dプリンタに特化した次世代3Dデータ作成技術」
<内容>
オートデスク社が次世代3DCADと位置付ける、Autodesk Fusion360のハイブリッドモデリングによる形状作成の優位性と、3Dプリンターでしか成し得ない形を製造業に活用するための、Generative Designについて、その他にも、義手や靴、橋など様々な分野での3DCAD、3Dプリンタの活用事例の紹介がありました。また今後の未来がどうなっていくのかの先進的な話しをIoTやAI(人工知能)などと結びつけながら聞くことができ、非常に勉強になりました。

ジェネレーティブシェイプデザイン

AUTODESK Fusion360:Fusion360&exiii

AUTODESK WITHIN
年間使用料は数百万円するようですが、
解析を行いラティス構造をつくり最適化してくれます。

Fusion360の講習会が、岩手県立大学地域連携棟を会場に、
7月4日入門講座、7月11日~13日基礎講座とありましたので、Fusion360覚えたいという方は、参加してみてはいかがでしょうか。
講師は藤村氏ではなく、私になります(^^ゞ、
がんばりますので、よろしくお願いします。
お申し込みはこちらから↓
http://www.iwate-pu.ac.jp/contribution/fusion.html
④岩手県工業技術センターによる金属3Dプリンタ等の設備紹介
昨年度、新しく導入した3D金属粉末積層造形装置(TRAFAM要素開発研究機)の紹介をはじめ、光造形装置(シーメット製NRM-6000)、熱溶解積層法の3Dプリンタ(ストラタシス製FORTUS 360mc-s)の紹介があった。また今年度より、県内ものづくり企業の三次元デジタルデータを活用したものづくりへの取り組みを支援する「次世代ものづくりラボ」を設置することになり、その開所式が7月15日(金)に行われるとのことでした。
こちらも私、参加予定です(^.^)V

2016-H000011
金属粉末造形装置(メーカー:TRAFAM)レーザービーム要素技術研究機
搭載レーザー:Ybファイバーレーザー
最大レーザー出力:1kW
走査速度:1~5000mm/sec
積層厚さ:0.01~1.0mm
造形エリア:W250xD250xH185(ベースプレート高さ含む)
雰囲気:窒素ガスまたはアルゴンガス
対応材料:ステンレス鋼 SUS316・630等
アルミ合金 6000系、7000系等
インコネル インコネル718等
チタン合金 Ti-6AI-4V ・ Ti-6AI-7Nb等
主な用途:平坦に敷き詰めた金属粉末をレーザーで溶融・固着しながら積層造形する装置。
従来の加工法では難しい三次元複雑形状の製品や部品の製造が可能。

⑤展示~株式会社アピール

写真 2016-06-17 15 35 27

マルチマテリアルカラーの3Dプリンタで出力したサンプル
株式会社アピールでは、造形サービス、3Dプリンタの販売等行っています。
http://www.appeal-net.co.jp/3d/
以上です。
今回のように岩手県内で開催されている3次元のセミナーのレポートも
今後配信していきたいと思っていましたので、どうぞよろしくお願いします。

セミナーレポートカテゴリの最新記事