2月1日、2日の2日間、いわてデジタルエンジニア育成センターにおいて、
高付加価値型ものづくり技術振興事業の高度技術研修として、3Dものづくり研修「CAE基礎コース」を開催致しました。
使用したソフトは、使用料が年間4万円以下とリーズナブルな価格で使える「Autodesk Fusion360」です。
県内の企業を中心に11名の方が受講してくださいました。
主な内容は、静的応力解析、モード周波数解析、熱解析、熱応力解析について行いました。
どれもAutodesk Fusion360のスタンダード版で使用できる機能です。
Ultimate版になると、座屈解析や時刻歴による構造物の運動変化を反映しながら、衝突、大変形、座屈などのダイナミック解析ができたり、トポロジー最適化の機能も使用できます。
Ultimate版は、月額20万円以下で使用できます。
今回の研修では、こういった解析の種類の説明から、解析に必要な知識として材料力学や有限要素法についても行いました。
主な作業の流れは、こちらの動画をご覧ください。
シミュレーションソフトを使用することで視覚的に状況を確認することができます。
昔はシミュレーションソフトというと数百万円するもので、中々購入して活用するのが難しかったですが、今は価格も安価なものがでてきて、操作も簡易的にできるようになってきました。
実際の現象結果と合わせようとすると最初はハードルが高いので、複数案の比較検討に使用していくのが始めは良いかと思います。
来年度も研修会を開催したいと思いますので、今回参加できなかった方は是非ご参加ください。
また御連絡致します。