2021年10月25日(月)3Dスキャナの方式や活用用途、最新機種などの情報提供を行うセミナーをオンラインで配信しました。講師には、東京貿易テクノシステム株式会社さま、株式会社セントさまに協力をいただきました。
カメラ式測定機からアーム型レーザー測定機、大物測定機などの測定機の紹介から検査、リバースエンジニアリングなどの活用方法や事例について短時間にも関わらず要点を上手く説明頂き非常に良い内容のセミナーでした!
当日の資料は共有できませんが、公開されているYouTube動画やWEBサイトの情報を交えてセミナー内容について少し、ご紹介いたします。
カメラ式測定機「FLARE」
FLAREシステムは工業製品向けの非接触3Dスキャナです。 測定対象物に触れることなく素早く、高精度に表面形状を3Dデータ化可能です。 この3Dデータを活用する事で、試作開発・品質管理等の生産プロセスにおける様々な課題を解決し、お客様の物づくりの生産性向上が可能となります。
WEBサイト~FLARE
https://www.tbts.co.jp/product/p_detail.html?pdid=397
アーム型レーザー測定機「Vectron」
VECTORONは、プローブ計測と3Dスキャンが併用できるオールインワンの3次元測定です。 一つの測定機で様々な形状、サイズの対象物を高精度に計測可能です。
WEBサイト~Vectron(ベクトロン)
https://www.tbts.co.jp/product/p_detail.html?pdid=57
鉄鋼・橋梁向け大物測定機「Leica」
Leicaレーザートラッカーは、可搬性、正確性、信頼性の点で最も評価が高く、精度・スピード・各種計測ソフトウェアとの適合性に優れたレーザートラッカーシステムです。主要な産業(重工業関連、建設・橋梁、航空・宇宙関連、自動車・鉄道関連など)において数千台のLeicaレーザートラッカーが使用されています。
WEBサイト~Leica
https://www.tbts.co.jp/product/p_detail.html?pdid=200
リバースエンジニアリング
3Dスキャナで取得したデータからCADデータを生成するリバースエンジニアリングについても説明がありました。
主に2つのソフトウェア「Geomagic Design X」「Geomagic Wrap」について、説明がありまして、自動でCAD面を作成する方法から手動での作成についても紹介いただきました。
Geomagic Design X
履歴ベースの CAD 機能と、3D スキャンデータ処理機能を融合した、最も包括的なリバースエンジニアリングソフトウェア
【WEBサイト】https://www.tbts.co.jp/product/p_detail.html?pdid=113
Geomagic Wrap
リバースエンジニアリング自動面生成ソフト
【WEBサイト】 https://www.tbts.co.jp/product/p_detail.html?pdid=112
以上になります。
上記で紹介した製品の機能紹介を交えながら、3Dスキャナの特徴や検査、リバースエンジニアリングについて分かりやすく説明していただきました。また最近の動向としてのロボットを活用した自動検査や生産ライン上での検査の話しなどもあり非常に勉強になるセミナーでした。
ご協力頂きました東京貿易テクノシステム様、セント様、ご参加頂いた皆様ありがとうございました!!
3Dスキャナ最新情報提供セミナー
講 師:東京貿易テクノシステム株式会社、株式会社セント
主 催:㈱北上オフィスプラザ、職業訓練法人北上職業訓練協会
主 管:いわてデジタルエンジニア育成センター
協 力:岩手県、北上市