2019年9月25日(水)いわてデジタルエンジニア育成センター(岩手県北上市)にて、講師にソリッドワークス・ジャパン様、大塚商会様をお招きしての「SOLIDWORKS活用促進セミナー」を開催しました。
セッション① 13:30~14:30 3Dデータの有効活用【ものづくり改革セミナー】
ソリッドワークス・ジャパン様から3次元データの有効活用による、設計品質向上、製品開発期間の短縮についての説明がありました。
3DCADを使って設計することで、2D図面が読めない設計以外の部門の人達でも、すぐに形状が把握でき、強度や重心位置、干渉箇所などを事前に検証できるため、手戻りを減らし業務改善は図り様々な作業を効率化することが可能。
2Dから3D設計に変えることで、ものづくり全般のプロセスを大きく変革させることができ、3Dデータは、設計・開発部門のみならず、会社全体で使ってこそ大きなメリットがあり、 社内の3D化へのシフトを推進させるための強力なツール群として、「SOLIDWORKS(ソリッドワークス)」。
SOLIDWORKSは、使いやすい操作性も去ることながら、試作品を作る前に検証できる解析(Simulation)機能の他、製造性検証(DFMXpress)、コスト見積り(Costing)などの様々な機能があり、1つのソフトウェアで構想設計から加工、検査までのトータルツールとして使用することができることを強調していました。
セッション② 14:45~15:45 基礎からわかるPDM SOLIDWORKSで始めるデータ管理
PDM(設計データ管理)の 基礎について学びました。
「どれが最新のデータなのか分からない…。」
「ファイルを移動したら参照関係がおかしくなった…。」
「共有したデータを誰かに上書きされた…。」
など、 製品データ管理を業務で行う中で、様々な悩みが発生する。
SOLIDWORKS PDMを使うことで、データの扱いが簡単になるだけでなく、設計データの 変更履歴を取り、必要なファイルをすぐに見つけられる快適な設計環境が手に入り、悩みを解決するとし、実際の操作について動画を交えながらの説明がありました。
ソフトの機能の他に、BOMやリビジョン管理の手法についても学ぶ事ができました。
セッション③ 16:00~17:30 SOLIDWORKS Premium 体験セミナー
モデル作成~アセンブリ~図面作成、及びPremiumに搭載されている SOLIDWORKS Simulationによる強度解析を体験するセミナーでした。
セミナーは 講師がその場にいない環境でインターネットを利用したリモートでSOLIDWORKSを動かして行われました。(時代が進んできていることを実感)
当日のセミナーの様子(ダイジェスト動画)
私も改めて3Dのメリット、データ管理の重要性を感じたセミナーでした。
今後PDMやSimulation、CAMなど、これまで使うことが少なかったSOLIDWORKSの機能も色々触って勉強していきたいと思います。