岩手県では、ものづくり企業の生産性向上や省人化につながる生産現場でのロボット活用への機運醸成のため、いわてロボット研究会というのがあり、2018年9月6日(木)に盛岡駅近くのホテルルイズにて、ロボットセミナーが開催されました。
講演1
演題「今、求められるロボットとは ~人のように使うロボット~」
講師 THK株式会社 常務執行役員 産業機器統括本部 IMT事業部長 星野京延氏
デモ
講師 THKインテックス株式会社 装置事業本部ロボット部 課長 内山勝博氏
講演2
演題「今、ロボットはここまでできる!」
講師 株式会社バイナス 取締役営業部長 下間篤氏
講演1では、人の作業をそのまま置き替えるロボット「NEXTAGE」の紹介がありました。
人口が減り人材確保が難しくなってきている中で、人手をかけない工場の運営としてロボットの活用は必要不可欠なものになってきています。
そんな中でロボットにも、特定の作業をする専用のロボットもありますが、人と一緒に隣で作業する、人のようなロボットを置くというのが、このロボットのコンセプトのようです。
作業スピードやパワーなどは安全性を考えて遅かったり、弱いところがありますが、ロボットを柵で囲わなくても人の隣で作業させることができるメリットと、汎用的に色々と活用することができるみたいです。
THKインテックス
http://www.thkintechs.co.jp/business_03#b4-op
講演2では、ロボットアプリケーションの開発やFA教育事業を行っている株式会社バイナス様からロボットの導入事例について紹介していただきました。ロボットのスピード、動き、認識力の向上など、できることが日に日に進化してきていることに驚くとともに、うまくロボットを活用していくことが今後必要でロボットやFA機器を扱える優秀な人材が必要になってくると感じました。
ロボットの設計には、もちろん3DCADやシミュレーションの技術が活用されています。
株式会社バイナス ホームページ
http://bynas.com/index.html
もっとロボットについて勉強したくなりました。
今後3Dもやりつつ、ロボットについても情報収集していきたいと思います。
PS
セミナーとは関係ないのですが、こちらの動画を初めて見たとき驚愕でした。
ここまでロボットにできるんですね。
まるで生き物のように動いてますよね。