岩手県北上市にある「鬼の館」では、伝統芸能「鬼剣舞」で使用される「鬼の面」を3D切削加工機で製作する取り組みが行われています。地元にある「いわてデジタルエンジニア育成センター」にて、職人が手彫りした面を3Dスキャンし3Dデジタルデータ化をし、株式会社マクロスにて3D切削加工を行い仕上げられ、手彫りだと2カ月かかっていたものが、半日でできたとのことです。今回の3D技術は、鬼面を恒久的に歴史と技術の保存、人材の育成に役立てられていく予定とのことです。
「鬼剣舞」の面3Dデータ化…職人技保存、若手の手本に
【読売新聞】 北上市に伝わる民俗芸能「 鬼剣舞 ( おにけんばい ) 」の鬼面を作る面師が少なくなるなか、ベテラン職人の作品をデータで読み込み、3D切削加工機で制作する取り組みが市立「鬼の館」で進められている。同館は「大量生産や商業