2025年2月14日（金）北上オフィスプラザ（岩手県北上市）のセミナールームを会場に、切削加工における検査の自動化・省人化に関する機内計測のセミナーを開催しました。
切削加工において加工後のワークの計測は欠かせない重要な工程です。一般的には、加工済みワークの計測には、機械からワークを取り外して測定機器を用いて計測する「機外計測」が行われます。しかし、機外計測には多くの時間と人手を要します。
工作機械の中でワークを自動で計測する「機内計測」の導入による効率化・省人化、及び、生産性向上のメリットについて解説します。最新の技術や具体的な導入事例と工作機械の紹介も交えながら、加工現場での実用的な活用方法を紹介いただきました。
ブラザー工業株式会社
BT30番に特化したブラザー機電一体開発の技術と、brotherの豊富な工作機械のラインアップモデル（SPEEDIO）のご紹介と、ソフトウェアとハードウェアの融合によるトータルコスト（TCO）削減のご提案などをいただきました。
レニショー株式会社
加工精度のばらつきの根本原因に立ち向かう自動化と生産効率を向上させるための計測ソリューションの紹介があり、機上計測をより簡単に活用するためのソフトウェアの紹介をいただきました。
展示の協力もいただきました！！ありがとうございました！
ジェービーエムエンジニアリング株式会社
機内計測の自動化及び生産効率に関して、Mastercamの新オプションのご紹介をいただきました。CAMソフトウェア内で切削加工と計測のプログラムを一元管理することで加工精度が指定条件に満たない場合に再加工を指示することができます。
今回のセミナーは、CAMソフトウェア～工作機械～計測の一連の流れの中での説明で切削加工における自動化・省人化に関して理解を深めることができました。
機内計測による生産性向上セミナー
日 時：2025年2月14日 (金) 13:30～15:30
場 所：北上オフィスプラザ セミナールーム（岩手県北上市相去町山田 2-18）
主 催：株式会社北上オフィスプラザ、職業訓練法人北上職業訓練協会
主 管：いわてデジタルエンジニア育成センター
協 力：岩手県、北上市
