2022年1月29日(土)iwate.unity #5 がオンライン(zoom)で開催されました。
unity(ユニティ)は、ユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンです。ゲームエンジンとは、ゲームを開発するためによく使用する機能を簡単に使えるようにまとめたものです。ゲームエンジンの中でもUnityは一番使用されており全世界で100万人の開発者が使用しています。最近では「ポケモンGO」に使用された事でも有名になっています。製造業においても眼鏡をかけて仮想空間を体験するVR技術とコラボさせることで、工場での生産ラインのシミュレーションや工場レイアウトの検討、車のデザインの確認など多くの活用が進んでいます。
Iwate.Unityのコンセプトは以下の4つ
・東北のゆかりのあるエンジニア&クリエイターを繋げる
・Unityを通じて気軽に仲間ができて交流できる環境
・個人の経験・知見を気軽にアウトプットできる場所
・コミュニティを通じた関係人口の拡大
今回の参加者は、岩手県をはじめ、関東の方や、なんと遠くはシンガポールから!
岩手県出身の人だけではなく、岩手県やunityに興味がある人が集まっていました。
最近ではメタバースが注目を集めていますが、岩手県の名産、名所を閲覧できるワールド「VHATOV(ヴィーハトーヴ)」の紹介がありました。
アクセスURL:https://cluster.mu/w/a02ff14e-f488-45c3-a834-3fb57ff99e82
こちらは、メタバースプラットフォーム cluster(クラスター)で見ることができます。
実は私もコンテンツ制作に関わっていまして、わんこそばや遠野のカッパ、宮沢賢治、かもめの玉子などの3Dデータ作成に協力をさせていただいていました。
3Dデータは、3DCAD-Fusion360で作成したものをFBXファイル形式でエクスポートしています。FBXにすることで色情報を保持してUnityに取り込むことができます。(ただし、テクスチャ情報は読み込めないですかね。)
今回の運営者である、澤口さんからは、バーチャルな空間で地方の特色や雰囲気が伝わる。今までとは異なるアプローチで地方とのパイプラインとなれるのではないか?同じ地方の興味を持つ人が集まるのは楽しい!などのお話しがあり、私も同感でした。
そこで、もくもくタイムでは、岩手県らしいものをFusion360で何かつくろうと思い調べていたら、一関市で餅が有名だったことを思い出し、箕臼と木槌を作ってみました。それをUnityに取り込んできてサイズ、位置調整までしてみたら良い感じになりました。
もう少しUnityを使えるようになって、ここから動かしたり色々と活用できるようになりたいですね。
今回、参加してみてメタバース、VR、アバターなどに興味がある人と情報交換ができ勉強になりました。今年は製造業にゲームエンジンunityを活用できないか更なる取り組みを進めていきたいです!
第1回目のiwate.unityに参加したときのレポートは、こちら
昨年11月に開催した「製造業におけるゲームエンジン(unity)活用術セミナー(オンライン」のレポートについては、こちら