2026年5月19日(火)北上オフィスプラザ(岩手県北上市)のセミナールームを会場に、講師には「リコージャパン株式会社」様、「株式会社データ・デザイン」様をお招きしまして、3Dプリンターと3Dスキャナーに関するセミナーを開催しました。

リコージャパン様の講演では、3Dプリンターの造形方式の基礎から実際の活用事例まで教えていただきました。更に金属3Dプリンタのトレンドについても話しを聞くことができました。
海外の動向として、中国製による低価格製品の登場や、大型化・量産化の流れが強まっているようです。
中でもFastForm社が開発した、従来のSLM方式に比べて大幅なコスト削減を実現したコンパクトな高性能なL-PBF方式を採用した「DeskFab H1」の紹介がありました。500Wのファイバーレーザーを搭載し、SUS316L材料に対応していました。

これまで金属AMは試作品や航空宇宙などの特殊な用途が主流でしたが、低価格化により、MROパーツ(工場内で使用される治具や設備部品などの副資材)の内製化や、小ロットの小物鋳造品の代替など、これまで適用の難しかった領域への導入が可能になるとのことでした。
データ・デザイン様の講演では、3Dスキャナーの基礎知識から最新技術、そして実践的な選定方法まで幅広く解説していただきました。

3Dスキャナーには、ハンディ型、据え置き型、トラッカー、SLAM方式など様々な種類があり、1台で全てを済ませようとするのではなく、「用途ごとに方式を割り切る」「複数方式を組み合わせる」ことが成功の鍵となるとのことでした。

最新トレンドとして、3Dスキャン後のデータ処理をAIが行ってくれるようになってきていました。自動での位置合わせやノイズの自動除去、最適なメッシュ生成など、AIによる自動処理によって、3Dスキャンは「特定の人の特別な作業」から「現場の改善サイクルに当たり前に組み込める技術」へと進化していました。

リコージャパン様とデータデザイン様には、多数の展示品を用意していただきまして、参加者は実物を見ながら講演で解説された技術の進化を肌で感じ、自社の生産現場における具体的な活用イメージを持つことができているようでした。ありがとうございました。感謝です。

生産現場での3D プリンター&3Dスキャナー活用による生産改革セミナー
日 時:2026年 5月 19日 (火) 13:00~16:30
場 所:北上オフィスプラザ 2F セミナールーム(北上市相去町山田 2-18)
講 師:リコージャパン株式会社、株式会社データ・デザイン
主 催:株式会社北上オフィスプラザ、職業訓練法人北上職業訓練協会
主 管:いわてデジタルエンジニア育成センター
協 力:岩手県、北上市
