プラスチックは形状の自由度が高く、製品を効率的に生産することができます。そのため、身の回りの多くの製品にプラスチックが利用されています。金属材料をプラスチックに代替し、軽量化を図る動き も活発です。一方、不適切な設計が原因で、プラスチック製品のトラブルが発生しています。特に強度に関わるトラブルは、重大事故につながるリスクがあり、事前にしっかりとした検討を行うことが必要不可欠です。プラスチックには多くのメリットがある反面、様々なデメリットがあります。プラスチック製品の強度設計は思ったほど簡単ではありません。材料力学の知識に加えて、材料特性や成形・加工の影響に関する知識、製品設計上の実務的ノウハウなど、幅広い知識・ノウハウが要求されます。金属材料と同じような設計をしていてはトラブルを防ぐことは困難です。
セミナーでは、数多くのプラスチック製品の設計を手掛けてきた講師である「田口技術士事務所の代表である田口宏之様」から、実務で活用できることを前提とした内容で多くの事例紹介を交えながら丁寧に解説していただきました。
主な内容
①プラスチック製品の強度トラブル事例を考える
②プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学の基礎知識
③強度設計において考慮すべきプラスチック材料の特性
④実務における強度設計の進め方と事例
講師の田口様は、プラスチック材料を使った機械設計の実務入門の本を執筆されています。
講師の田口様は、福岡県を拠点に活動をされていまして、今回はるばる遠くから岩手県まで来ていただきました。書籍も出されている方が講師に来てくださることに大変感謝しております。本当にありがとうございました。プラスチックの強度のことでお困りでしたら、一度、田口様にご相談されては、いかがでしょうか。[田口技術事務所] https://taguchi-peoffice.com
「プラスチック部品は、いつか必ず壊れる!」 この言葉が非常に腑に落ちました!
プラスチック強度設計セミナー
日 時:2023 年 2月 1 日 (水) 9:30~16:30
場 所:北上オフィスプラザ 2F セミナールーム(北上市相去町山田 2-18)
講 師:田口技術士事務所 代表 田口宏之 氏
主 催:株式会社北上オフィスプラザ、職業訓練法人北上職業訓練協会
主 管:いわてデジタルエンジニア育成センター
協 力:岩手県、北上市